こんにちは。翠光堂です。
今日8/15は日本にとっての終戦記念日です。長く辛い戦争が天皇の玉音放送で終わりを告げられた日です。
日本が勝つと信じ込まされその身を削り、若い人達を戦地に見送り、極限ともいえる状況で聞く放送はどんな思いだったのでしょうか。簡単に安堵したとは言えない心境だったのではないでしょうか。
先日、パリ五輪で活躍された、女子卓球の早田ひな選手。会見で行きたい所を聞かれ「アンパンマンミュージアムと鹿児島の特攻資料館(知覧特攻平和会館)に行きたい。」と答えられたそうです。24才、トップアスリートの意外な発言。「生きていること、卓球ができているのは当たり前じゃないのを感じたい」と付け加えられました。どういった経緯や想いで出た言葉かまではわかりませんが、五輪という大舞台までの道で、そう強く感じられたのでしょう。
その日から79年。日本が平和ボケといわれる昨今、僕たち日本人はもう少し「戦争」というものと向き合わないといけないのかもしれません。無知や見ないことが平和には繋がりません。祈るだけでは実現しないこともあります。その事をよく知り、過去の歴史を顧みて、自分に落とし込むことが必要なのではないでしょうか。「お隣」「どこかで」ではなく、「ここ」で起こることにちゃんと目を向けられるようになろうと思います。
戦争で命を落とされ方々に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌
因みに、日本の降伏調印式は1945年9月2日、東京湾上に浮かぶ米戦艦ミズーリ号で行われました。アメリカは第二次世界大戦を勝利で終えたことを宣言しました。したがってアメリカをはじめとする世界の国々では、第二次世界大戦の終了は1945年9月2日ということになるそうです。(→ブログ パールハーバー 真珠湾でも少し書いてます)