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『お仏壇』 お洗濯修理のながれ。

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①お仏壇を分解する

伝統的なお仏壇は、ホゾ組という技法でつくられているので各部品に分解することが出来ます。お洗濯の際は、まず、各部をつないでいる楔留めや金具もとりはずして分解し、打ち付けてある飾り金具なども全て取り外します。

②部品を洗浄する

分解した部品を薬品で洗います。永年使い続けてきたお仏壇にこびりついた埃や汚れをしっかり洗い流し、充分に乾燥させ、漆や金箔も古くなったものを洗い落とします。

先に取り外しておいた金具も綺麗に洗って、色づけやメッキをし直します。修復が難しい場合は新しい部品や金具と交換します。

③釘穴・傷の補修

金具が打ち付けてあった釘穴を埋め、傷、虫食いなど傷んでいる部分があればパテ等で補修、もしくは部分新調、反りや傷みがひどい場合は大部分を作り直します。

④下地づくり・漆塗り

洗って乾燥させた部品を、新たに表面が平坦になるまで研磨したあと、繰り返し漆を塗りこんでいきます。同じ工程を数十回、場合によってはそれ以上繰り返し、中塗りから上塗りと塗り上げ、新品同様の光沢を蘇らせます。

⑤箔押し

あらかじめ箔下漆(金箔を押すための漆)を塗っておいた部分にムラなく均等に金箔を押していきます。

⑥金具打ち・組立て

金箔を押し終わったら、金具を打って組み立てていきます。上記の分解~補修後の工程は、新品のお仏壇をつくるのとほとんど変わらない、もしくはそれ以上に手間のかかる作業です。

※⑤の『箔押し』と⑥の『金具打ち・組立て』の作業の間に、お仏壇の種類によっては『蒔絵の描きなおし』の工程が入ります。

 

お洗濯修理のお見積もりは無料ですので、お気軽にお声がけくださいませ。

翠光堂(すいこうどう)仏壇店

電話番号 0120-577-510

メールアドレス suikodo.suita@obutsudan.co.jp