こんにちは。高橋です。
春らしい気候が続き、桜も順番に見頃を迎えていますね。
以前にもここで記事にした事がありますが、
来年で浄土真宗の宗祖・親鸞聖人が750回忌を迎えられます。
それに伴い浄土真宗系の各派は、それぞれに大きな法要を数か月かけて行っておられます。
今回、日頃よりお世話になっている市内のお寺様よりお声を賜り、
京都堀川にある西本願寺の法要に、しかも約9ヶ月間に及んで行われる初日に、
参加させていただくことができました!
西本願寺の親鸞聖人木像や歴代御門主の御影が安置された「御影堂」。
本来の建物からテントで増築し一度に約2000人の門徒が参拝出来るようになっていました。
(この人数は僕の目方なのであしからず。)
親鸞聖人木像
広い会場でも進行状況が分かりやすいように、巨大プロジェクターや
大型スピーカーでのPAも完備されていて、
映像には解説テロップや人名が記載されており、
不慣れな僕でもすんなりと法要に参加できました。
御影堂内部の様子
今回の法要の為に制定された「宗祖讃仰作法」というお経。
聞くのも唱えるのも初めてでしたが、ひらがなも多用され、
節も記載されていて、とても分かりやすく、
知らないうちに唱和していました。
やっぱり、浄土真宗のお経は歌に近く、とてもなじみやすいと思いました。
今回の法要で印象的だったのは、やっぱり大震災の話題。
冒頭の法話でも、御門主様、新門様のお話もそれが中心になっていました。
「被災されたすべての方々の悲しみに寄り添い、
その思いをわかちあって大遠忌法要をお勤めさせていただきたい。」と
重ねておっしゃっておられました。
この法要には近畿に限らず、北から南まで遠方からも沢山の方が参拝されておられます。
親鸞聖人の法要を通じて、様々な境遇の方々と時を同じくし、
震災の事へ心を寄せる事に、とても大きな意義を感じました。
西本願寺ホームページ→
親鸞聖人750回大遠忌法要 特設ページ→
御影堂の隣に建立されている阿弥陀堂外観(重要文化財)
桜が見ごろの京都の町並みと共に、食事会や現在開催中の「親鸞展」も回らしてもらい、
京都と春を満喫してまいりました。
「親鸞展」が開催されている京都市立美術館
今回、参加をさせて頂いた寺院の住職様、関係者様、門徒様、
大変貴重な経験をさせていただき、とても充実した時間を過ごす事が出来ました。
本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
因に、京都土産といえば「八つ橋」
べたな京土産。吹田店の人達にはやや不評。
「八つ橋」には好き嫌いが大きくある事も学びました!笑
本願寺で賜った教本の持ち歩きに便利な鞄とブックマーク
今回お声掛け頂いた寺院から賜った半袈裟