こんにちは、茨木店です。ほぼ毎年恒例の祇園祭の宵山に行って来ました。
昨年から先祭と後祭に分けられるようになりましたが、
欲しい粽が後祭にあったので「お囃子がないなら行かん」と言う母に
「北観音山と南観音山と大船鉾ならやる」と説得して行くことになりました。
確かに山の数も少なく歩行者天国なし、
夜店もなしとなったら地味かなと思ったけどその分人も少なそうだし、
懸装品やご神体をゆっくり見れます。(先祭は混雑がひどくて落ち着いて見れない!)
宵山の楽しみといえばそれぞれの粽やお守りを買うことで、
今年は黒主山の粽を買いました。
造花の桜が厄除けになるとのことで、これは去年飾られてたものを使用しているそうです。
八幡山では夜泣き封じのご利益があるという鳩笛を甥っ子ちゃんのプレゼントに買いました。
鳩は八幡さんのお使いで、雌雄一対で飾られることから夫婦和合の象徴でもあるそうです。
あと昨年約150年ぶりに復興がかなった大船鉾も見たくて、こちらはかなり混雑してました。
一度途絶えた山鉾を復活させることは並大抵ではなく、資金面(億単位が必要)や役員、
囃子方、曳手などこまかい決めどころが大変で
「復興を口にする者は孫の代まで恨まれる」という言葉もあるぐらいだそうです。
それでもそういったことを乗り越えて、今の時代に新しい鉾ができたのを見れるのは
きっと幸せなことなんだろうなと思います。
また同じく2026年の巡行復帰を目指す鷹山にも注目です。
会所飾りに昨年お囃子も復活して、これからどのような山ができるのか楽しみです。
こちらも見に行きたかったのですが時間の都合で行けませんでした・・・。
というより、歩き疲れてだめでした。
宵山って見たい山鉾を目指して歩き回るので、
知らず知らずのうちにけっこうな距離を移動しているんです。
浴衣の着付けに始まり行って帰ってくるまで本当に疲れますが、
それでも宵山見物はやめられない
母曰く「確かにお囃子あったけどやっぱり鉾が見たいわあ」とのことなので、
来年は先祭に行くことになりそうです