こんにちは。翠光堂の髙橋です。
今SNSで話題の漫画「100日後に死ぬワニ」をご存じでしょうか？漫画家きくちゆうき氏の四コマ漫画です。主人公のワニ君の日常が描かれているのですが、日めくり連載されているそれは日にちがカウントダウンされています。
一年以上待ちの雲布団を予約したり
その布団が高額転売されているのを見つけて買うのに悩んだり
友達とラーメン行ったり、バイト先の先輩を好きになったり。。。
どこにでもありそうな日常で、ワニくんは自分の死が刻々と迫っている事をしっているのか、知らないのか、朗らかなワニくんはいつも笑っています。見方を少し変えるととても切なく何とも言えない気分になります。
作者のきくちゆうき氏がテレビの取材で、この漫画を描いている理由を聞かれ「誰しもが迎える死について、考えてもらうきっかけになればと思い描き始めた。」と語っておられました。SNSという現代のツールで、四コマ漫画という受け入れやすい方法でこの事を綴ってもらえるというのは、素晴らしい事だと感じました。
一見何でもない様な日常ですが、もし○○日後に死ぬことが自分でもわかっていたとしたら、その○○日間を目一杯謳歌しようとしている様に感じます。そうじゃない何でも無い日もあります。心がザワザワする時もあります。でも翌日のワニくんは朗らかです。
最期があることは逃れようのない事です。その最期を見つめた時に、今をどう生きるか、今の生き方でいいのかを見つめなおすことが出来ます。
「終活」というのはまさにこれです。終活カウンセラーは、ここから導き出された現実的な事を一緒に精査するお手伝いをします。このブログをご覧になられて、少し話してみようと思われたら、気軽にお声がけ下さい。
